1階路面店で出店した場合の不動産(店舗型)オフィスの事例をご紹介します。
13坪ながらも省スペースな家具を配置することで3名で使える店舗兼オフィスを実現。おおよその料金規模やレイアウトイメージを持つのに参考にしてください。
不動産 店舗型-3名構成(13坪)のオフィスレイアウト構成例
【家具】
- 受付カウンター×2式
- お客様用カウンターチェア×4脚
- 接客用カウンターチェア×2脚
- 事務所用デスク×3台
- 事務所用チェア×3脚
- 鍵付き書庫×3台
- 間仕切り×3式
【OA機器】
- 中古コピー複合機×1台
- 中古ビジネスホン×3台
- シュレッダー×1台
【内装・看板】
- 店頭看板(カッティングシート)
合計金額:935,000円~(税込/配送設置・各種工事費別)
不動産 店舗型-3名構成(13坪)のワンポイントアドバイス
宅建免許取得に必須のオフィス作り独立性と継続性。この二つの要件をクリアしなければ宅建免許は交付されず、また事前に免許交付のために事務所を撮影をしたりと、少々特殊な作業が発生するのが不動産事務所作りの特徴です。
今回はオフィス型ではなく店舗型の、特に路面店での事務所作りのポイントをご紹介します。
接客スペースは両面使えるカウンタータイプがおすすめ
接客スペースとして最適なのは受付型のローカウンターです。両面使えるうえに内側に書類を収納できるスペースがあるタイプなら、席を外すこと無く資料の取り出しができるため非常に使いやすくなっています。
カウンター上にパンフレットスタンドなどを並べると賑やかな雰囲気が出るので必ず設置しておきましょう。
また、お客様から見える部分なので新品で取り揃えて良い印象を与えましょう。
看板には大きく目立つカッティングシートが一般的
路面店に出店することが多いため、入口付近の看板はなるべく分かりやすく目立たせるかたちが良いでしょう。
特に窓面にはカッティングシートと呼ばれる専用のシールを貼り付ける方法が一般的です。
また夜間にも存在感をアピールできる電光看板なども人気です。お客様が店内に入らずに店舗前で情報を見ていくことも多いため、パンフレットスタンドも必ず設置しましょう。
余裕があれば応接セットやキッズスペースも導入しておきましょう
ソファとローテーブルの組合せがもっとも一般的です。重厚感がある空間になるので、重客をおもてなしする時には必要不可欠なアイテムの一つです。パーティションなどで区切ることも多いため、独立式のローパーティションもまとめて設置しましょう。
受付カウンター同様、こちらもお客様をお通しする大事な空間なので新品を使うのが良いでしょう。
お子様がいるご家族でも安心してご利用いただけるようにキッズスペースを併設する事務所も増えています。
人の往来が激しい入口付近や動線からは離れた場所(事務所の端など)に設置しておくと使いやすいレイアウトになります。
事務所内にもカラフルなスペースができることで明るさが生まれるため余裕があればぜひ設置することをおすすめします。
執務スペースは中古で安く仕上げましょう
中古書庫・収納家具物件情報など、紙媒体の資料が非常に多い業態なのでとにかく収納できるスペースはたくさん確保しておきましょう。
鍵付きの書庫はもちろん、収納付カウンターやパンフレットケースなどを受付近くに設置しておきましょう。
中古事務机・オフィスチェア机はスチール製の方が耐久性が高いので長く買い換えずに済みます。椅子はピンきりですが、オフィス用のものは機能的で座り心地が良いので、中古でオフィス用のものを導入しましょう。
あくまで事務所で使うので安い家庭用のものはやめておきましょう。
中古コピー機・ビジネスホン不動産業になくてはならない電話機やコピー機も中古で取り揃えましょう。
特に上記のようなOA機器は新品で導入しようとすると非常に高額なので、極力中古で導入しましょう。