スクール形式と自習形式で大きくレイアウトが分かれる学習塾ですが、今回はどちらのレイアウトも両立させた事例をご紹介します。
16坪を最大限に活かし受入生徒は最大24名まで広げています。おおよその料金規模やレイアウトイメージを持つのに参考にしてください。
学習塾-24名構成(16坪)のオフィスレイアウト構成例
【家具】
- 稼動式テーブル×13台
- 生徒用チェア×24脚
- ホワイトボード×1台
- 受付カウンター×1式
- 受付チェア×2脚
- ローパーティション×3枚
- バックヤード用デスク×1台
- バックヤード用チェア×2脚
- バックヤード用書庫×2台
【OA機器】
- 中古コピー複合機×1台
- 中古ビジネスホン×3台
- シュレッダー×1台
【内装・看板】
- 看板(カッティングシート)
- ハイパーティション
合計金額:1,848,000円~(税込/配送設置・各種工事費別)
学習塾-24名構成(16坪)のワンポイントアドバイス
レイアウトのポイントは指導対象の年齢層小規模な学習塾のレイアウトで肝になるのは「清潔感があり広く開放的に見せる」ことと「机をたくさん並べられる」ということです。
広い事務所が借りられれば他にも気にすることはありますが、ビルの一室などで行う場合は20坪あれば広いほうです。
その限られたスペース内で、生徒が集中できるスペースを確保しつつ、机を最大限多く設置するためにまず考えるべきは、生徒の身長による動線の作り方と、設置する机の大きさがポイントになります。
自習スペース
自習スペースには集中しやすい環境に。隣が見えないようにパーティションなどで仕切りを立てると良いでしょう。
スクールレイアウト
スクール型レイアウトの場合、1人1台のデスクか2人で1台のテーブルかで最大許容人数が大きく変わります。
使いやすいテーブルタイプのデスク
デスクは固定ではなく動かしやすい折りたたみテーブルタイプもおすすめ。160cm幅であれば2名使えます。
全体的な配色は目に優しい色で
清潔感があり生徒が集中しやすい色として、ナチュラル系の茶色や、落ち着くグリーン・集中力のブルー系などが人気の高い配色として使われています。
また明るく活発のある塾をイメージするオレンジなどを取り入れワンポイント明るさを取り入れるのも◎。年齢層に合わせた内装デザインを施すこともあります。
ホワイトボードは電子タイプもおすすめ
何度も書いたり消したり、また生徒はノートを取ることが多いため通常のホワイトボードでは効率が悪いです。
BIGPADに代表されるような電子黒板で、ワンタッチで何枚も白板を出したり、書き込んだ内容をそのままコピー機で印刷したりPCやタブレットにメール転送することで他塾と差別化する塾も増えてきています。
外観は夜間でも目立つライトや看板を取り入れよう
窓に貼るカッティングシートは当然ながら、のぼりや電光看板などが必須といえます。
特に学校帰りの夕方~夜間にかけて人が出入りするため、存在感をより際立たせることが重要です。逆に窓の外から室内があまり見えないように、ブラインドやチラシなどで窓全体を覆うケースが非常に多いです。