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オフィス作りのピンポイントアドバイス

デスクや書庫、ホワイト色が人気の理由

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近年のオフィスでは従来のニューグレー色ではなく「ホワイト色」に脚光が集まり、一躍人気となりました。 そこで、なぜホワイト色が人気なのかオフィス作りの観点からご説明していきたいと思います。

オフィスの定番カラーはニューグレー系からホワイト系へ

デスクや書庫、会議テーブル、カウンターに至るまで、様々なオフィス用品がありますが、近年まではニューグレー・アイボリー・クリームといった、淡く、落ち着いた印象のある色合いを多く取り扱いしていました。 その中でホワイト色が増え始めたのは2011年前後ではないかと言われております。 実は、JOIFA規格でデスクがH700からH720と、日々進化する人の体にあわせて変わったのもこの頃で、オフィスのあり方に対する考えもどんどん変わっていった時期でした。 ではどうして、数ある色の中からホワイト色に移り変わっていったのでしょうか？ その背景には実は、白という色が持つ意味や特徴に理由があるのです。

オフィス用品のホワイト色が持つ意味

色にはそもそも、イメージ効果というもの持っています。
  • 膨張色
  • 進出色
  • 柔軟色
  • 軽量色
そこから、人に与える心理効果が生まれます。 そこで、オフィスに増えた理由として、以下の3つの心理効果が関係してくるのではないかと思われます。

清潔感、信頼感

ホワイト色には、清潔な印象を与える、信頼感を与えるという効果があります。 病院や診療所でも白衣や建物は白と、白いイメージがあるように、健康的な色、清潔感のある印象があります。 オフィスでも同様に、部屋を明るくみせることで清潔感のある空間をもたらし、お客様からの信頼を得られるような空間作りに役立ちます。

軽量感

「実際よりものを軽く感じさせる、広さを感じさせる」 白にはこのような心理効果もあります。 例えば、真っ暗な部屋に一人でいると気分まで重くなりますよね。ホワイト色にするだけで、広さや気分を軽くすることができます。 そのことから、オフィスでデスク、書庫などもずらーっと並べていても、あまり重くならない空間を作り出すことができます。

新しい、可能性

始まりを感じさせる、気分を一新する、という心理効果。 つまり、これから事務所を新しく構える、移転する、という起業家皆様や成長企業様を応援する、意味合いもあるのです。 これから広がる可能性を含めた、白のまっさらな状態からのスタートを印象づけます。 でも新しく事務所を構えるというだけでなく、 「心機一転、ニューグレーから収納をかえてイメージを変えよう」 「新しく新入社員が増えるから書庫を足そう」 「セキュリティを高める動きが始まったから書庫を買おう」 といった始まりも多いかもしれませんね。

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