オフィス開設を目指す人が知っておきたい情報まとめ

弁護士事務所ホームページに必須のコンテンツ3選

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何かしらの理由があって弁護士を探す場合、知り合いに弁護士が居ない限りはインターネットで検索をするでしょう。

「弁護士」というキーワードだけでなく、地域や分野、具体的に相談したい内容などを組み合わせて検索し、自身の問題を解決してくれる心強い弁護士のいそうな弁護士事務所を、ホームページを見て選択することになります。

取扱分野(業務/サービス)や、費用(相談料/顧問料/報酬)については、誰もが気にするところです。ホームページに訪れた瞬間、それらの項目が見当たらない場合は検討することもなく、他のホームページを探すでしょう。士業サイトを訪れた人の半数以上が、トップページ以外のページをみることなく立ち去っているというデータもあるほどです。

そのため、すでに弁護士事務所のホームページに取扱分野・費用についてのコンテンツがあるのはもはや当たり前。では、どのホームページにも同じ内容が並べられている中で、「ここに相談してみよう」と選ばれるのはどのようなホームページでしょうか?

ポイントは、「弁護士を探している人の視点」で考えていくこと。弁護士事務所ホームページに、こだわっていただきたい3つのコンテンツを詳しくご紹介します!

事務所概要/案内(アクセスマップ・事務所写真・顔写真)

なくてはならないコンテンツとして事務所概要/案内は、当たり前過ぎるでしょうか?いえいえ、だからこそ事務所概要/案内にはこだわっていただきたいのです。

簡素なテキストで、住所・電話番号・代表者名などがあればいいと思ってはいませんか?

「弁護士を探している人の視点」はここで、すぐに連絡をしたいから、訪問をしたいから見ているのではありません。その事務所の「存在」を確かめています。

疑いをもたれるのは気持ちのいいものではありませんが、ホームページがあるというだけでは実在していることや営業していることを証明することは出来ないのです。しっかりと事務所の住所・電話番号は記載して、Googleマップなどで調べても出てくるようにしておきましょう。

住所の表記があるのなら、アクセスマップを近くに表示するのが親切です。

「弁護士を探している人の視点」からは、まったく新しい見知らぬ場所で不安を感じてしまうかもしれません。

地図を表示するだけでなく、Yahoo!地図・Googleマップなどでそのままルート検索を利用することが出来るようにしておくことでスムーズに事務所までの行き方を案内できます。依頼者の不安を取り除く配慮を施すことが、さらに信頼度をアップさせるでしょう。

見知らぬ場所だけでなく、初めて訪れる場所や初めて会うことは、誰もが緊張するものです。

事務所の入り口や相談する場所、弁護士の顔写真をしっかり掲載しておきましょう。

代表弁護士はもちろん、所属する弁護士全員の紹介で事務所自体の姿勢や雰囲気を伝えることができれば、大きな信頼に繋がります。「ホームページで見た覚えがある」というだけで安心感や信頼感に繋がります。

一見なんということでもないように思えますが、初めての場所や人が苦手な人の緊張をほぐしてくれるのであなどれません。まして、実際に案件を担当してもらうかもしれない、問題や悩みを相談するかもしれない相手の顔は知っておきたいものなのです。

人は見た目が9割と言われますが、弁護士に関してもそれは同じこと。

見た目がよければ技量に優れているわけではないものの、「印象/雰囲気のいい人にお任せしたい」と考えるのが人情というものです。表情/笑顔のいい人の方が誠実そうに見えるのは、誰もが頷ける共通認識です。そうした意味では人柄が出やすい表情/笑顔というのはとても重要ということになります。

事務所外観・内装などの写真に関しても同じことですが、明るくはっきりした写真を掲載しましょう。

ホームページで良い印象を持ってもらいたいと考えて、素材集などからモデルやオフィスの写真を貼り付けているケースがありますが、これだと本当に誠実な対応をしてくれるのか疑問に感じてしまいます。実際に行ってみたら人も事務所の様子も違っていたとなると、そのギャップに萎縮してしまったり、がっかりしてしまい、せっかく足を運んでくれた依頼者の信頼を失ってしまうかもしれません。

当事者がしっかりと表に登場し、インターネット上でも分かりやすく伝える工夫をするからこそ、誠実さが伝わるのです。

取扱分野/業務内容

もうひとつの必須コンテンツは、冒頭でも挙げた取扱分野(業務/サービス)です。

「弁護士を探している人の視点」では、その問題や悩みについて対応してもらえるのかどうか、検索して出てきたページを数秒見てわからなくては他を探しに去ってしまうため、その視点に沿ったワードが目に留まりやすい取扱分野の紹介/業務内容の案内にすることが大切です。

どんな案件でも解決するというような大風呂敷を広げていては、膨大な検索結果に埋もれてしまうのが現実です。たくさん居る弁護士の誰が何を得意としているのかは、「弁護士を探している人の視点」からはわかり難いのです。

そのため、検索するときに「○○に強い弁護士」や「○○専門弁護士」というキーワードを使う人もいるでしょう。

得意とする分野/案件があるのなら、しっかりとひとつのページにコンテンツを作りこみましょう。何が得意分野なのかをしっかりと明示して、弁護士を探す人の目的に沿ったワード/内容で、どのような対応が出来るかを伝えることです。複数の分野が得意であれば、それぞれにページコンテンツを作ってもよいでしょう。得意分野の弁護士がそれぞれ居るのであれば、それぞれの弁護士のページとしてコンテンツを作りこむのもお薦めです。

Q&A/よくある質問

特定のことに関して悩んでおり、その道のエキスパートに任せたい、特定の案件に詳しい人にお願いしたいというのが「弁護士を探している人」の本音でしょう。

例えば、この案件の場合にはこういうことが想定されるとか、法律的にはこういう解釈ができるということが書かれており、こういう案件を実際に取り扱ったという内容があれば、法律に詳しくない依頼者にも分かりやすく、弁護士の持つ豊富な知識とともに問題解決力を提示することができます。

当たり障りのないどこにでもある事例・判例を端的に掲載するのではなく、具体的な解釈を載せることが大切です。得意分野の事件・事象に間して、独自の解釈を添えるのもいいでしょう。そうすることで、他の弁護士事務所のホームページと内容が同じになる事が避けられます。

「弁護士を探している人」は相性のいい弁護士さんを探すように、とアドバイスされる方も少なくありませんが、決して手当たり次第に相談をする人は居ません。少なくとも相性が良さそうだと判断するに至る材料を、ホームページや口コミなどから探します。

どういう案件にかかわったのか、どういう相談が寄せられたのか、どのように対応・解決したのか、それらの中に近い悩み・問題・相談したいことがあれば、「自分もここに相談してみよう」と心が動き、行動に移すというわけです。

まとめ:得意分野や人柄を分かりやすく伝えよう

弁護士事務所ホームページに必須のコンテンツ3選をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

大量生産されたようにどれも似通った弁護士事務所ホームページにならないために、

  1. 信頼感のある事務所概要/案内
  2. 一目で得意分野がわかる取扱分野/業務内容
  3. 人柄と実績が現れるQ&A/よくある質問

この3つのコンテンツをしっかりと作りこみましょう。

くれぐれも、「何かあったら相談に乗ります」という無意味な看板を掲げるだけの簡素なホームページにしないようにしましょう。

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