オフィス開設を目指す人が知っておきたい情報まとめ

会計士事務所ホームページに必須のコンテンツ3選

インターネット上のビジネスの「顔」といってもいいホームページ。
会計事務所のホームページとはどのような内容にすればよいのでしょう?
サイトの色遣いや閲覧の操作性などはもちろんのこと、何より顧問や相談先として選んでもらうために欠かせない「信頼感」を演出することが重要です。

しかしながら、インターネットで「会計事務所」と検索してみると、膨大な数の検索結果が表示されます。
ホームページを作りさえすれば勝手に見つけてもらえて、問合せが増え、受注が増えると考えがちですが、たくさんある会計事務所から選ばれるホームページでなければ受注どころか問合せさえ来ないでしょう。
実は士業サイトを訪れた人の半数以上が、トップページ以外のページをみることなく立ち去っているというデータもあるほどなのです。

では、どのような内容にすれば選ばれる会計事務所ホームページになるのでしょう?
必須といっても良いコンテンツの種類や、顧客獲得に欠かせない重要なポイントを以下に詳しく見ていきましょう。


トップページの顔写真

対人関係において、もっとも重要と言われるのが「第一印象」です。

第一印象は信頼関係作りに大きく影響します。
写真は証明写真のような堅いものではなく、自然で明るい表情/笑顔を作ったものがもちろん好まれますがプライベートなスナップ写真ではなくきちんとした会計士としてのあなたらしさを伝える写真を用意しましょう。

心理学やコミュニケーションの研究で有名な「初頭効果」、「ハロー効果」や「メラビアンの法則」は、よく営業や接客の場面でも語られています。また、人は本能的無意識に人の顔に注目します。
最初に刷り込まれたイメージがその後大きく影響を及ぼし、同じことをしても好印象で見てもらえたり、最初の印象が強い場合に他の評価も全体的に肯定的評価になりやすくなるのです。

ホームページに関しても同様で、トップページが重要なのは言うまでもありません。
トップページであなたに興味を持ってくれた訪問者は、かならず業務内容・会社概要をチェックするでしょう。
どういった会計士事務所なのか、トップページのあなたの第一印象が顧客の信頼性を決める大きなファクターとなるのです。


会社概要の事務所写真やアクセスマップ

会社概要を『連絡先や所在地が分かればいい』というくらいに、簡素に作成している会計事務所はとても多いのですが、ここでトップページからの印象をさらに強め、訪問者の信頼関係作りを一歩深めない手はありません。

視覚的な情報は伝わりやすく、メラビアンの法則でも55%と最も高いのです。
しっかりと印象の良い代表写真や事務所内の明るく綺麗な応接スペースの写真を用意し、訪問者が「顧客として訪れた場合をイメージ」しやすい工夫をすることが大切です。

とくに会計士のプロフィールには学歴・経歴だけでなく、理念やポリシーがきちんと表明されていると安心感に繋がりますし、あなたのキャラクターによっては趣味や家族などについてのコメントがあると温かみや親近感を伝えることができるでしょう。

ビジネスの関係といっても結局は人と人のコミュニケーション。
接しやすい雰囲気をアピールするのが得策と言えます。

アクセスマップについては、事務所の立地が一等地や駅近でなくてもさほど問題はありませんが、人は見知らぬ場所で不安を感じやすいものです。その不安を取り除く配慮を施しましょう。
住所を表記するだけや略図を表示するだけではなく、Yahoo!地図・Googleマップなどでそのままルート検索を利用することが出来るようにしておくと、スムーズに事務所までの行き方を案内でき、信頼感をアップさせることができますね。


業務内容・よくある質問(会計業務内容や事例など)

ホームページの中核となるのは、会計業務や実績・事例の紹介の内容です。

あなたが得意とする業務は何ですか?
自身が得意とする業務内容を中心に具体的にアピールしましょう。

『どんなことでも相談してください』という姿勢や法人・個人それぞれ向けにずらりとメニューを並べるだけでは、おそらく訪問者は別の会計事務所ホームページを探しに行ってしまうでしょう。

あなたのホームページを訪れるのは、会計業務の専門家ではないのです。

例えばひとつの用語を調べるためにインターネット検索を繰り返し、あなたの会計事務所ホームページよりも分かりやすいホームページにたどり着いてしまう可能性もあるということなのです。

詳しい事例やよくある質問の形式で、専門家としての知識・見識を専門外の人にも分かりやすく述べることは、そのままあなたの専門性と信頼性の裏付けとなり、24時間あなたをPRしてくれる営業コンテンツとなります。

記帳代行や決算、税務申告支援を行う以外に、資金繰りや借り入れ・金融機関対応の支援も行うタイプの会計事務所なのか、さらにデューデリジェンスやバリュエーションなども対応しているのか、クラウド会計に詳しいかどうか、組織再編や事業承継など高度な税務コンサルティングサービスまで出来る会計事務所なのか、訪問者が求めるサービスが、あなたに提供できるのかどうかがわかるようにしなければならないのです。

専門家ではない訪問者は、求めている答えがそこにあるかどうか分からない会計事務所へ問合せをするよりも、求める答えに対応できる知識や実績が分かる頼れそうな会計事務所へ問合せをするでしょう。

会計事務所選びはホームページの閲覧段階でほぼ決まってしまうのかもしれません。
インターネットで問合せ前にマッチングがなされているのです。


まとめ:取扱う業務内容を分かりやすく伝えよう

会計士という非常に専門性の高い業種のホームページでは、「何を得意としている会計士がいるのか」「どのような業務において会計事務所が役に立っているか」「実際にどういった場面で業務を行っているか」が分かりやすく伝えていなければいけません。

専門家目線で作ってしまいがちな会計事務所ホームページは、制作する際にしっかりとあなたの業務のたな卸しが必要です。
都心部などでは競争も激しい会計士事務所ですが、「分かりやすさ」「信頼感」を意識して顧客の入り口である公式ホームページを充実させることで差別化を図ることができます。
制作会社に制作運営を依頼する場合は、パンフレットのようなきれいなホームページを言われたままに作る制作会社ではなく、しっかりとホームページに打ち出す戦略について話し合える「相談しやすい制作会社」を選び、分かりやすく信頼感のあるホームページを目指しましょう。

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