士業の中でもお問い合わせの多い弁護士事務所をモチーフとした事例をご紹介します。
14坪・3名用オフィスを想定した内容になっており、汎用性の高い内容になっています。おおよその料金規模やレイアウトイメージを持つのに参考にしてください。
14坪3名用法律事務所 弁護士オフィスレイアウト構成例
【家具】
- 先生用デスク&チェア×1式
- 事務員用デスク&チェア×2式
- 書庫×6台(鍵付き×4、オープン×2)
- ホワイトボード×1台-6人掛けミーティングセット×1式
【OA機器】
- 中古コピー複合機×1台
- 中古ビジネスホン×3台
- シュレッダー×1台
- 金庫×1個
【内装・看板】
- ハイパーティション
- エントランス設計
- サインプレート
概算料金:1,738,000円(税込/配送設置・各種工事費別)
14坪3名用法律事務所 弁護士オフィスのワンポイントアドバイス
エントランスは会社の顔
あなたが取引先の企業へ訪問する際、まずどこを見るでしょうか?
受付電話を手にして担当者を呼び出した後の数分間、エントランスを眺めていないでしょうか?
受付エントランスは、来訪されたお客様に最初に見ていただく言わば「会社の顔」です。人の第一印象は、見た目で実に55%もの印象を決定付けてしまうメラビアンの法則にあるように、パッと見て「おしゃれな会社」という印象を与えるのも「誠実そうな会社」と印象を与えるのも、最初のインパクトが鍵を握っているといっても過言ではありません。
法律事務所では相談者に”信頼してもらうこと”が何より重要です。 こだわりのエントランスを作り込むことは会社の価値を高くする初期投資だと考えましょう。
応接スペースは新品でこだわろう
お客様をお通しする最も重要なスペースなので、少しムリをしてでも座り心地の良い椅子や、見た目のオシャレなテーブルなど揃えましょう。
特にホワイトで揃えると光を取り込みやすく、清潔感も出て明るい部屋になり相談者が安心しやすくなります。木目や緑を使ったナチュラルカラーもおすすめです。
エントランスよりも滞在時間が長いということを念頭に入れておきましょう。
執務スペースは中古でリーズナブルに
執務スペースは基本的に社内の人間だけが使うスペースなので、なるべく安く済ませましょう。
中古品であれば、新品と比べて1/4~半額程度で揃えられます。特にコピー機やビジネスホンなどのOA機器は中古でも十分に使えるので、非常におすすめです。
また、法律事務所は機密情報が多いため、カード式電子錠やUTMなどセキュリティ面を意識した機器を導入しましょう。
袖看板やテナント看板もお忘れなく
弁護士に関わらず士業オフィスはビル内に入居するケースが多いため、ビル入口の案内板やビル自体についている立て看板もサインプレートとセットでまとめてお願いしましょう。
3万円程度と予算もあまりかけずに十分なクオリティで作れるうえに、導入効果はバツグンです。可能であれば窓の外カッティングシートをつけて大々的にアピールするのも◎。
防音について
「相談室を防音にしたい」という相談は非常に多いのですが、基本的に天井までつなげるようなレイアウトは消防法に引っかかる可能性が高く、ほとんどの場合でスプリンクラーの移設工事が別途でかかります。
移設工事はテナント側が指定業者を使わなければならない「B工事」が必要となり一般価格よりも高額!そのため予算の都合上、B工事は行わずに、ハイパーティション施工時に「欄間(らんま)」という隙間を空けることで消防法に準拠した「ほぼ密室空間」を作るか、スプリンクラーに合わせてレイアウトを作る方法が使われています。
なお、音を吸収するクッションをパーティションに取り付けることで防音性を高める方法もあります。
また、少し高額ですが、スチールパーティションという防音処理のされたものも存在します。