事例概要
約58坪を3フロアの施工を行い、6つの部署が入るかたちとなりました。 全体的に天井の圧迫感を感じられていましたので、 ガラスや曇りガラスのパーティションのご導入をご提案させて頂きました。 実際、これらを多用する事で見通しが良くなり、開放感のあるフロアとなりました。 またフロアのトイレの位置がオフィス内にあった為、 その周辺をパーティションや什器をうまく設置する事で違和感の無い空間になり、大変ご満足頂けました!
目的 | オフィス移転 |
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導入内容 | オフィスレイアウト 新品・中古オフィス家具 エントランス パーティション施工 原状回復工事 各種工事 |
規模 | 約58坪 約40人オフィス |
オーナーインタビュー
日宝株式会社 様
会社名 | 日宝株式会社 |
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所在地 | 東京都台東区上野 |
業種 | 生命保険代理業、不動産業、旅行業、物品販売、車検の斡旋など |
ホームページ | 日宝株式会社 |
3フロアに及ぶ大型オフィス移転の事例です!
今回お伺いさせて頂いたのは、当社とも共同でオフィスの立上げ支援を行っている日宝株式会社様にインタビューに行きました!このビルの3フロアへの移転という事もあり、実に原状回復から業務が始まるまで最長のお付き合いをさせて頂いた移転でした。 お忙しい中、重役の3名様にインタビューさせて頂き、とても緊張しましたが、 移転にまつわるエピソードから営業担当へのご指導まで含めて、 大変貴重なお話をお伺いする事ができました!
この度はご移転おめでとうございます! 移転後のオフィス内評価の満足度は100点中何点でしょうか?
施工前は「少し良くなればいいかな」くらいに思っていたので、想像を上回り、期待以上の出来栄えです。(社長様) 90点。同じ机を全員で使いたかったな、という気持ちはありますね。広さの問題で仕方なかったのですが。 全体的には満足しています。(総務部長様) 100点です。移転前のビルの様子を知っているので、ビフォーアフターの変わりぶりに驚きました。 とても明るい事務所になったので満足しています。広さについても、有効スペースを活用したレイアウトをして頂き有難いです。(商事部長様)
とても高評価で安心しました!今回、移転するにあたって何かテーマはございましたか?
商事部では、オフィス計画として電脳さんと共同して、日本興亜代理店の事務所作りをしていますが、 代理店だけではなく、日本興亜の全国の各部署からも「安くていいね」と多数利用されています。 レイアウトから什器販売まですることを大きな柱としていますので、お客様へ提案する際にも、今回のように実際に自分達でレイアウトから什器選びまですることによって「いいものを安く、こんな風に工夫すればこんなにいいものが出来ますよ」という見本にしたいなと思っておりました。オフィス計画の「ショールーム」ですね。 そのため、壁面収納などは中古品、机は全部新品、などのメリハリをつけて、何でも安いものを集めるのではなく、多少お金をかけるところはかけて、全体として気持ちよく働きやすい職場環境を作る。まさにオフィス計画のコンセプトを自らで実践しようというテーマがありました。
その中で、不安な点はありましたか?
本当ならば、全ての部署がワンフロアに収まるようなビルに入りたかったのですが、事情によりこのビルに入ることになりました。 ところがこのビルは、部署が3フロアに分かれてしまうため、 コミュニケーションが悪くなることなど業務管理上の問題が一番の不安でした。 また、トイレがこの室内にある、ということも不安の一つでした。
なるほど。ご事情があるとはいえ、不安は大きかったのですね。 その点は解決できましたか?
前に入っていた関連会社はトイレの前にロッカーを並べていましたが、仕切り方が中途半端だったため、出入りが見えたり、音が漏れたりしていました。そのため今回は何か手立てをしたいと思っていました。 これを解決するためのレイアウトをお願いしたところ、ロッカーなどの収納を置いて仕切るだけでなく、お客様が使用することも考え、ドア付のパーティションもつけて頂いたので、この問題に関しては解決できたと感じています。
それでは、良かったところはどういった点でしたか?
入口からオフィスに入る前に、一枚ドアをつけ、 そのドアがガラスだというのはとても良かったです。 セキュリティも高く、素通しなのであまり圧迫感がなくて狭さを感じない。これは成功でした。 以前のオフィスではエレベータを降りて、ドアを開ければすぐにオフィス内に入れる環境でしたので、 防犯上の観点から見ると、あまり良くはなかったのですが、 今はドアを一枚設けてた事に加え施錠もされてるので、 セキュリティ対策もしっかりしたものになっていると思います。
たしかに入口をはじめとして、ガラス部分が多く目立ちますね。これには意図はあるのですか?
広く見せることが一番の理由です。ガラスが入っていないものにした場合、やはり圧迫感が違うと思います。 図面で見たときには狭いかなと思いましたが、 ガラスで仕切ったおかげで、思ったよりも開放感がありました。 会議室のドアの上部がガラスになっているところなども、良いですよね。
一つ一つの場所に思い出が詰まっていると思いますが、一番印象的な事は何でしたか?
何度か作業しているところを見に来る機会があったのですが、 ゼロから新しいものが出来る、それを目の当たりにして、ワクワクしながら見ていたことが思い出されます。 何と言ってもこれだけ大量の什器を一つのエレベーターで少しずつ入れていく過程が印象的でした。 特に応接セットは大変でしたね(笑)。
モノつくりの醍醐味ですね!ここが経費削減できた!という実感頂いたポイントはありますか?
見積り段階では、導入する什器を一つ一つチェックし、リスト化しました。 質と値段を考慮して決めていったので、『ここが!』というポイントではなく、 そういった積み上げによって削減されたのだと思います。
地道にやることが何より大切なのですね。移転後、社内の様子は変わりましたか?
様変わりした感じがします。その要因は、なんといっても机ですね。 従来のグレーのスチールの机ではなく、デザイン性に優れたL字型と120度の木製天板の机がとても良いと思います。 この形の机を入れたことで、斬新さというか、入ったときにあっと驚くオフィスになりました。 また、帰社時には各自の机の上が以前よりも綺麗に片付いています。 あまり置けない構造になってるので、書類を平積みにするのをやめて、 綺麗にしてから帰るようになりました。
それは凄い!デザイン家具の良いところですね!では、実際に使ってみて、悪い点があれば教えて下さい。
悪い点をあげるならば・・・デスクパーティションでしょうか。本来は、専用のものをつけるのですが、 デスクトップパネルの価格が比較的高額だったので、 どうにかならないものか、と代わりにパーティションを机の間に挟む方法をとりました。しかし、少し背が高いので目隠し的になってしまって、 向かいの机に人が居るのか、何をしているのか分からないことがあります。 また、電話が鳴っていると、人が居るのか居ないのか、 いちいち立たないと分からないので困ることもあります。 それでも、一人ひとり独立した場所で、きちんとした自分のテリトリーを確保出来ているという面では、 他の人の動きや視線に気をとられずにすみ、集中して仕事をするタイプの人には良い空間ができたと思います。
なるほど、ちょっとしたところで気にかかりますね。 本日は長時間ありがとうございました。最後に今回の担当者についてお聞かせ下さい。
担当の福嶋さんも、本当に良くやってくれました。 彼にとっても、次から同じ仕事をするときの参考になったのではないかなと思います。 彼は入社二年目でですよね?店長までやって、本当に良くここまで勉強してくれたな、と感じました。 今回の過程で、目を見張るほど成長を感じました。今後も一緒に成長できれば嬉しいな、と思います。 悪い点としては、今後は「ビジネス」という面をもっと考える必要があるのかな、と思います。 弊社の要望を真に汲み取って頂ければ、もう少し違う行動ができたのでは無いかと思う場面もありました。 ただそれは、仲良くなりすぎてしまったことが原因だったかもしれませんけどね(苦笑)